美容師が独立開業するまで①

➤お金

アラフォー美容師の私が、実際に独立をすると決めてから、オープンするまでの流れをいくつかにわけてお話したいと思います。

これから独立予定の美容師さんの参考になれば嬉しいです。

①テナント探し

とにかくネットで検索しました。私はだいたい”セット面3・シャンプー台2・マツエクもしたい”と決めていたので、そこから店舗の広さ・最寄り駅・駅から徒歩何分以内か・1階・出来れば居ぬき等から色々探しました。タイミング良く、居ぬきがあればベストですが、なかなか難しいですね。

初めてテナントを見に行った時に、たまたまそこの管理会社の方だったAさんと、紹介していただいた設計士のBさんと出会いました。この2人が、オープンの時までサポートしてくれて本当に助かりました。

とにかくテナント探しは、設計士さんと一緒に見に行くのがベストです。ベストというか・・・設計士さんが一緒じゃないと決まりません。

美容室はセット面とセット面の間は何m以上あけるとか、シャンプー台以外に手洗い場を別に作らないといけないとか、待合スペースとの間に目隠しがないといけないとか、決まっていることが多いので、それも含めて設計してもらわないといけないので。

結局私は、店舗付き住宅が3件(飲食店の居ぬきでした)、テナントが4件見に行って、最終的に今のテナントに決まりました。前店はエステでした。

ここまでで1か月ちょっとかかりました。平日にネットで良さそうな場所を検索して、管理会社のAさんに予約を入れる。そして、休みの日に見に行くという感じです。

②資金調達

テナントが決まったら、まずテナント契約。設計士さんにも、おおよその設計と工事費用・工事期間を見積もりしてもらいます。

①内装費

約600万円。前はエステサロンが入っていたテナントだったので、水回り工事、看板、デザイン料等も含みます。トイレ・エアコンは既存のものを使用しています。

②テナント料

約100万円。内装工事に3週間ほどかかりましたが、もちろんそこからテナント料は発生しています。火災保険加入。仲介料。お客様用のガレージ契約。

③設備費・材料費

約150万円。セット椅子やシャンプー台はタカラベルモントを使用。USEN契約。スピーカー。ドライーヤー・アイロン等機材。カラー・パーマの薬剤等材料費。レジまわり。

④運転資金

約150万円。何とかギリギリの金額だったので、もう少し余裕があった方が良いかもしれません。

まとめ

この合計1000万円の内、自己資金は400万円だけでした。そして、設計士さんからの工事費用の予算などを元に創業計画書など必要書類を提出して公庫から400万円、提携している金融機関から200万円の融資を受けることができました。

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