小規模企業共済とは
小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる「小規模企業共済制度」です。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借り入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
小規模企業共済のおトクな3つのポイント
ポイント① 掛金は加入後も増減可能、全額が所得控除
月々の掛金は1,000~70,000円まで500円単位で自由に設定が可能で、加入後も増額・減額できます。確定申告の際は、その全額を課税対象所得から控除できるため、高い節税効果があります。
ポイント② 共済金の受取りは一括・分割どちらも可能
共済金は、退職・廃業時に受け取り可能。満期や満額はありません。共済金の受け取り方は「一括」「分割」「一括と分割の併用」が可能です。一括受取りの場合は退職所得扱いに、分割受取りの場合は、公的年金等の雑所得扱いとなり、税制メリットもあります。
ポイント③ 低金利の貸付制度を利用できる
契約者の方は、掛金の範囲内で事業資金の貸付制度をご利用いただけます。低金利で、即日貸付けも可能です。
まとめ
私も2014年から個人事業主になり、定年もない代わりに退職金もないので、「節税」と「退職金」目当てで2017年1月から 小規模企業共済で月30,000円づつ積立を始めました。 その後、idecoや積立NISAも始めて、さらに最近そちらの掛金を増やしたので、小規模企業共済の掛け金は月10,000円に減額しました。idecoは原則60歳以降しか引き出せないので「老後資金」ですが、もしも60歳までに廃業することになると、その時にお金がかかるのでこちらを「退職金・廃業用」にする予定です。
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